「夫の単身赴任先での浮気が発覚しました。期間は3年間」
信じていた分、裏切りは想像を絶するもので、文字通り世界が灰色に見えました。毎日泣いて過ごし、食事も喉を通らない。
夫は『再構築したい』と泣いて謝りましたが、私は「どの口が言うのか」と、震える手で離婚届を突きつけました。
この記事は、そんな地獄のような日々から、悩み抜いた末に**「もう他人のために生きるのはやめよう。自分を大切にしよう」**と決意し、新たな未来へ再出発した、私自身の体験談です。
今、信頼していたパートナーに裏切られ、「これからどうすればいいか分からない」と暗闇の中にいるあなたへ。
私の経験が、少しでも前に進むためのヒントになれば幸いです。
夫の単身赴任と浮気の発覚【地獄の始まり】
「何かおかしい…」私が気づいた浮気の兆候
夫の単身赴任が始まったのは4年前。最初は毎日あったビデオ通話が、次第に「仕事が忙しい」というLINEだけになり、週末に帰ってくる頻度も減っていきました。
「単身赴任って、こんなに大変なんだ」と、私は何の疑いもなく夫の体を気遣っていました。
異変に気づいたのは、去年の夏。たまたま帰省した夫のスマホに、私や子供の写真ではない、見知らぬ「女性」と親密そうに映る写真がロック画面に一瞬表示されたのです。
「え?」
血の気が引きました。問い詰めると、夫は「会社の同僚だ」と慌ててスマホを隠しました。その態度で、すべてを察しました。
そこからは早かったです。共通の知人を辿り、私は夫が3年もの間、赴任先でその女性と半同棲生活を送っていたことを知りました。
3年間の裏切り。離婚届を突きつけた日のこと
「信じていたのに」
「子供の運動会も『仕事だ』と帰ってこなかったのに」
「私がワンオペで育児と家事を必死にこなしていた間、彼は……」
怒り、悲しみ、屈辱。あらゆる感情がぐちゃぐちゃになり、私は夫が帰宅するのを待って、すべての証拠を突きつけました。
夫は顔面蒼白になり、土下座して「魔が差した」「彼女とは別れる」「本当に愛しているのはお前だけだ」と繰り返しました。
私は、その言葉を信じることができませんでした。3年間も私を騙し続けた男の言葉です。
私は無言で、役所からもらってきた離婚届をテーブルに叩きつけました。「これにサインして」と。それが、私の唯一の抵抗でした。
「再構築」か「離婚」か。私が悩み抜いた3つのポイント
しかし、離婚届を前にしても、夫は「やり直したい」の一点張り。
私の中にも、「本当に離婚して、この先一人で子供を育てていけるだろうか」という不安がなかったわけではありません。
そこから、私が悩み抜いた3つのポイントについてお話しします。
ポイント①:夫の謝罪は本物か?(彼の言葉と行動)
夫は毎日、謝罪の言葉を口にしました。しかし、私が知りたいのは「反省の言葉」ではなく、「なぜそうなったのか」の具体的な説明と、「今後どうするのか」という行動でした。
彼の謝罪は、「離婚されたくない」「世間体を失いたくない」という保身からくるものではないか?
私は彼の言葉一つひとつを、疑いの目で見ていました。
ポイント②:私はもう一度、夫を信じられるか?(当時の心境)
これが一番大きな問題でした。
一度失った信頼を取り戻すのは、ゼロから築くより何倍も難しい。
「再構築」を選んだとして、夫がまた飲み会で遅くなると「またあの女と会ってるんじゃないか」と疑心暗鬼になる自分が想像できました。
そんな猜疑心だらけの関係を、果たして「再構築」と呼べるのでしょうか。
フラッシュバックに苦しみながら、私は自問自答を繰り返しました。
ポイント③:子供への影響と経済的な不安
当時は子供もまだ小さく、「離婚」が子供の心に与える影響を考えると、胸が張り裂けそうでした。
そして、何より「経済的な不安」です。
専業主婦だった私が、今から社会復帰して、子供を大学まで行かせることができるのか。
夫の浮気は許せない。でも、生活を人質に取られているようで、本当に悔しかったです。
私が「自分を大切にする」ために選んだ道
「再構築」か「離婚」か。
どちらを選んでも、茨の道であることは間違いありませんでした。
私は悩み抜いた末、一つの結論に達しました。
それは、「夫がどうするか」ではなく、「私がどう生きたいか」を軸に決めるということです。
「夫を許すか、許さないか」
「再構築するか、離婚するか」
その二択で考えるから苦しいのだと気づきました。
夫の行動に私の人生を振り回されるのは、もうこりごりです。
私はまず、**「経済的にも精神的にも自立し、自分と子供の幸せを最優先に生きる」**と決めました。
それが「再構築」への道につながるのか、「離婚」への道につながるのかは、その時の私には分かりませんでした。
ただ、「自分を大切にする」ことだけを誓いました。
浮気を乗り越えるために本当に役立った3つのこと
「自分を大切にする」と決めてから、私が具体的に行動したことで、本当に役立ったと感じることを3つご紹介します。
① まずは専門家に相談し、状況を客観視する
感情的になっていると、まともな判断はできません。私はまず、自分の状況を客観的に把握する必要があると考えました。
しかし、親や友人には「心配をかけたくない」「恥ずかしい」という気持ちがあり、なかなか相談できませんでした。
そこで私が利用したのが、専門家への相談です。
最初は「こんなことで相談していいのか」と躊躇しましたが、プロに話を聞いてもらうことで、自分の感情が整理され、「今、私が何をすべきか」が驚くほどクリアになりました。
一人で悩んでいると、「私だけが不幸だ」と視野が狭くなりがちです。
もし今、あなたが一人で抱え込んでいるなら、まずはあなたの状況を整理し、客観的なアドバイスをもらうことを強くお勧めします。
② 自分の感情をすべてノートに書き出す
「悔しい」「悲しい」「許せない」「でも不安だ」。
頭の中でぐるぐる回るネガティブな感情を、誰にも見せないノートにすべて書き殴りました。
言葉にすることで、自分が何に一番傷ついているのかが明確になります。
これは、カウンセリングでも使われる手法だと後で知りました。感情を「吐き出す」作業は、心のデトックスに非常に有効でした。
③ 「私」の人生を取り戻すための小さな習慣
夫の浮気が発覚してから、私は「被害者」であり「妻」であることしか考えられなくなっていました。
そこから抜け出すために、「私」自身を取り戻すリハビリを始めました。
それは、「資格の勉強を始める」「近所のカフェで一人でゆっくり読書する」「子供と全力で遊ぶ」といった、本当に小さなことです。
「夫」とは関係ない、「私」の時間を意識的に作ることで、「私の人生は、まだ終わってない」と少しずつ自己肯定感を取り戻すことができました。
まとめ:今、地獄の苦しみにいるあなたへ
夫の浮気が発覚してから、私は長いトンネルを歩いてきました。
私は最終的に離婚を選び、今は子供と二人で穏やかに暮らしています。
どちらの道を選んだとしても、あの時「自分を大切にする」と決めたことに後悔はありません。
今、この記事を読んでいるあなたは、人生で最も辛い時期かもしれません。
「誰もわかってくれない」と孤独を感じているかもしれません。
でも、あなたは一人ではありません。
どんな選択をしても、あなたの人生はあなたのものです。
どうか、自分自身を責めないでください。そして、自分の心を大切にしてください。
もし、あなたが「再構築」と「離婚」のどちらを選ぶべきか、あるいは「まず何から手をつけるべきか」分からず立ち止まっているのであれば、専門家の力を借りて、あなたの状況と心を整理することから始めてみてください。
あなたの未来が、希望あるものになることを心から願っています。
【※この記事について※】
この記事は、私個人の体験に基づき執筆しています。特定の法律や医療の専門的な助言を行うものではありません。今、同じように苦しみ、情報を探している方へ、あくまで「一人の当事者の記録」として共有するものです。